新規クライアント獲得ができない!コンサルタントビジネスなど専門家のブランディング方法とは?

なぜクライアント獲得がうまくいかないのか?
営業が苦手でも成果が出せる人との違い
「営業が苦手で…」「たまに紹介はあるけどほとんど仕事が来ない…」そんなお悩み、コンサルタント業界ではよく耳にします。
でも、営業をまったくしていないのに仕事が絶えない人もいます。私自身も、営業はしたことはありません。
営業の得意・不得意よりも、先に「選ばれる仕組み」ができているかどうか。コンサルタントや専門家としてのブランディングが新規クライアント獲得において最も重要なことと言えます。
あなたの魅力が伝わっていない理由とは?
どれだけ実績やスキルがあっても、それが伝わっていないと「存在していないのと同じ」です。
紹介も重要かもしれませんが、すごい人がいると紹介されてはじめて伝わるのではビジネスとしては不安定。
自分の強みや想い、専門性が見える化されていないと選ばれないのです。
「売り込み感」が逆効果になるワケ
「とにかく実績をアピールしないと」と焦って、売り込みが強くなってしまうと、逆に不信感を持たれてしまうこともあります。
自分から売り込むのではなく、向こうから選んでもらう仕組みを作ることができれば、新規案件獲得に悩むこともなくなるはずです。
コンサルタントのためのブランディングとは?
商品ではなく「あなた自身」を選んでもらう
コンサルタントビジネスでは、商品やサービスよりも「誰から受けるか」が決め手になります。
ブランディングとは「あなたという存在に価値を感じてもらう」こと。
この土台があると、無理な営業をしなくても自然に相談が入るようになります。
ブランディング=専門性×信頼性×個性
コンサルタントのブランディングには3つの要素が必要です。
- 専門性:何のプロなのか?
- 信頼性:どんな実績・声があるか?
- 個性:どんな人柄か?
この3つを明確にすることで、「この人にお願いしたい」と思われる存在になれます。
肩書きやプロフィール文の見直しポイント
私はコンサルタント歴18年になります。今は、城岡プロモーションの代表取締役という肩書きのみですが、駆け出しのころは「リピート集客コンサルタント」「トータルブランディングコンサルタント」など、特徴のある肩書きで活動していました。そして、プロフィール文にも、あなたの過去・強み・想いを込めて、読み手が共感される内容にしましょう。
クライアントが自然に集まる3つのステップ
ポジショニングを明確にする
誰の、どんな悩みを解決するコンサルタントなのか?
これが曖昧だと、誰からも選ばれにくくなります。
例えば、「ビジネスコンサルタント」よりも、「採用戦略コンサルタント」や「自宅サロン専門SNSコンサルタント」の方が、誰に何をしてくれるかが明確です。
共感されるストーリーを言語化する
あなたがなぜこの仕事をしているのか?
どんな経験を経て今に至るのか?
ストーリーには、人を惹きつける力があります。共感が生まれると、「この人に相談したい」と感じてもらいやすくなります。
城岡のプロフィールはこちらです。
信頼を築く情報発信をする
SNS、ブログ、メルマガ、YouTubeなどを通して、日々の発信を続けましょう。
大切なのは「売り込み」ではなく、価値提供。
「この人の話、いつも参考になるな」と思ってもらえれば、自然と相談や申し込みにつながります。
【事例】トータルブランディングとコンテンツ制作、総合力でブランディング
コンサルタント城岡のブランディングは総合力
私は「経営・ビジネス」×「マーケティング」×「デザイン」の3つの視点を掛け合わせて、トータルでブランディングを設計するコンサルティングを行なっています。
コンサルタントとしてだけでなく、自社で制作会社を運営し、撮影スタジオも持っています。
つまり、ヒアリング・コンセプト設計から、経営戦略、マーケティング、デザイン、撮影、SNS・LP制作まで、一貫して提供できる「総合力」が私の強みであり、選ばれる理由です。
実際にクライアントからはこのような声をいただいております。
クライアント声
自分の強みをうまく言語化できなかった女性コンサルタントが、「コンセプト・デザイン・写真」の統一によって、SNSから自然と申し込みが来るようになった
サロンオーナーがプロフィール写真・発信内容・サービス名を一新し、月数件だった予約が「お客様の方から探して来てくれる」ように変わった
コンサルタント専門家のブランディング強化のチェックリスト
SNS・プロフィール・ホームページに一貫性を持たせる
まず見直したいのは、発信の内容に一貫性があるかどうかです。
例えば、Instagramでは「ライフコーチ」、ホームページでは「起業コンサルタント」、Facebookでは「集客アドバイザー」と、媒体ごとに肩書きや表現が異なっていると、見る人は混乱してしまいます。誰に何をしている人なのかが伝わらないと、選ばれる理由にもなりません。
チェックポイントとしては以下のような点が挙げられます。
- すべての発信媒体で肩書きや専門分野が統一されているか
- 自己紹介文の内容にブレがないか
- ターゲット層が明確で、誰に向けて発信しているのかが伝わるか
- デザインや写真の雰囲気が統一されているか
たとえば、「起業初期の女性に向けたSNS集客サポート」とプロフィールに書いているにもかかわらず、投稿内容が自己啓発ばかりだったり、仕事と関係のない日常投稿が中心になっていると、読者はあなたの専門性を受け取りにくくなります。
「選ばれる理由」は言語化できているか
「どんなサポートができるのか」はもちろん、「なぜあなたにお願いすべきなのか」が明確に言語化されているかどうかは、ブランディングにおいて非常に重要です。
よく見られるのが、「親身に寄り添います」「丁寧にサポートします」といった抽象的な表現にとどまっているケースです。これでは、他の誰でも言えることになってしまい、選ばれる理由にはなりません。
次のような視点で言語化してみましょう。
- あなたに相談すると、どんな成果や変化が期待できるのか
- 他の人ではなく、なぜあなたなのか
- あなた自身の過去の経験や強みは、どのように現在のサポートに活かされているのか
たとえば、「丁寧なカウンセリングであなたをサポートします」ではなく、「これまでにゼロから月商100万円を達成した女性起業家を10名以上サポート。型にとらわれず、個人の価値観に合わせた集客設計が得意です」といったように、具体性のある実績や特徴を盛り込むと、伝わりやすくなります。
SNSブランディングで仕事につながる発信を!
価値ある情報を発信することは大切ですが、それだけでは仕事にはつながりません。読者に「次に何をすればいいか」が明確に示されているかどうかが重要です。
たとえば、ブログやSNSの投稿の最後に、「無料相談をご希望の方はこちら」や「LINE登録で限定コンテンツをプレゼント中」など、自然な導線を設けることで、次の行動へつなげやすくなります。
次の点を確認してみてください。
- 発信内容の最後に、具体的な行動の案内があるか
- 相談、登録、資料請求など、読者がすぐにアクションできる内容になっているか
- 導線となるリンクや申し込みページがわかりやすく設置されているか
たとえば、「この投稿が役に立ったと感じた方は、プロフィール欄のリンクから無料オンライン相談にお申し込みいただけます」などの一文を添えるだけで、ビジネスへの接点が生まれます。
ブランディングの基本はポジショニングと一貫性
一貫性のある発信と、選ばれる理由の明確化、そして行動を促す導線づくり。この3つを意識することで、ブランディングは格段に強化され、クライアント獲得の道がひらけていきます。
まずは、自分の強みや価値を見つめ直し、一貫性のある発信から始めてみましょう。

城岡 崇宏

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