「価格を上げたいけど、お客様が来なくなったらどうしよう…」
そう思って、ずっと施術料金を低く設定し続けていませんか?
価格を安くすればするほど「安さ」に価値を感じるお客様ばかりが集まり、数は増えても、あなたのサロンの本当の魅力は伝わりません。
そして何より、忙しいのに利益が残らない…そんな負のループに入ってしまいます。
この記事では、整体施術の単価を1万円以上に上げ、それでも選ばれるサロンになるための「価格設定」と「ブランディング」の考え方を、わかりやすくご紹介します。
まずは数字で考えてみましょう。
たとえば単価4,000円で月に100人施術すると、月商は40万円。これではいつまで経っても利益は増えませんよね?
でも単価を1万円だったらどうでしょう?月の施術人数が70人で売上は70万円。人数が少ない分、あなたの体力・時間・集中力に余裕が生まれるし、残る利益も増えるはずです。
「値段を下げてたくさん施術すればいい」という考え方では「忙しいのに利益が残らない状態」になりやすいのです。
価格設定の前にやるべきことは、「誰のための施術なのか」を明確にすることです。
たとえば…
・反り腰や肩こりに長年悩む事務職の40代女性
・産後、骨盤の歪みや下半身太りが気になる30代のママ
・デスクワークで姿勢が悪く、腰が常に重たい50代の女性
このように、たった1人”の理想のお客様をイメージすると、その人にとって必要な施術と、それにふさわしい価格が見えてきます。
「このくらいの価格なら来てもらえそう」と周りに合わせて決めると、疲弊しやすくなります。
それよりも、まずあなたが理想とする働き方・生活から逆算して価格を考えてみてください。
たとえば、月に80万円の売上を目指すなら、単価5,000円なら160人、単価1万円なら80人。どちらが自分の心と体を守れるか、すぐにわかります。
価格設定は、自分のためにするものでもあります。
1万円という金額は、ただの数字です。問題は、お客様が「その金額に納得できるかどうか」。
そのために必要なのが、“あなたの伝え方”です。
たとえば、「骨盤矯正60分」ではなく、「反り腰やぽっこりお腹に悩む女性のための骨盤リセット整体」のように、誰にとって、どんな変化があるのかを伝えることで納得感が生まれます。
ブランディングは、決して難しくありません。
「なぜこの仕事をしているのか」「誰に、どんな未来を届けたいのか」その想いを言葉にして、写真や文章に込めていくだけです。
たとえば、「私自身が長年反り腰で悩み、整体に救われたから、同じ悩みを持つ女性に“整える心地よさ”を届けたい」という気持ちがあれば、それは強いメッセージになります。
差別化は、技術ではなく「顧客が体験する全ての要素」で生まれます。
たとえば、
こうした全ての要素が「ここにまた来たい」と思ってもらえる理由になります。
また、SNSやホームページの言葉や写真に、あなたの世界観が表れていれば、はじめての方も「なんかこの人、好き」と感じてくれます。
整体の単価を1万円に上げることは、「高くすること」ではなく、あなた自身と、お客様の両方を大切にする選択です。
安さで選ばれるサロンから、
「この人にお願いしたい」と思われるサロンへ。
価格を変える前に、伝え方・届け方・想いの言語化から見直してみてください。
あなたの価値に気づいてくれるお客様は、きっともうすぐそこまで来ています。
実際に高単価でありながら予約が取りにくい人気の整体院、てとて整体院様をご紹介致します
無料メルマガに登録すると、1通目のメールでビジネスの仕組みがすっり整理できる
「図解ビジネスノート(全78ページ)」を無料で受け取ることができます。