治療院の集客方法完全ガイド|ホームページ集客からSNS集客まで

治療院が集客に苦戦する最大の原因は、施術技術ではなく「患者が来院を決断するまでの導線設計」が不足している点にあります。

多くの治療院では技術力を高めれば患者は自然に増えると考えられています。しかし現代の患者様は、来院前に複数の治療院を比較し、「本当に改善できるか」「安心して通えるか」を基準に判断しています。

そのため、技術が優れていても、来院判断に必要な情報が不足している治療院は選ばれにくくなります。

さらに、広告やSNSだけに依存した集客は短期的な成果は出ても継続性がありません。

広告を停止すると新患が減少し、経営が不安定になります。安定した集客を実現している治療院は、ホームページ、検索対策、口コミ、紹介など複数の導線を連動させています。集客とは「施術を知ってもらうこと」ではなく、「患者が安心して通院を決断するまでの心理プロセス」を設計することが重要です。

単一の集客手段に依存している

SNSや広告のみで集客を行っている治療院は、集客が安定しにくくなります。広告停止や投稿頻度の低下により来院数が急減するケースが多く見られます。

院の強みが患者に伝わっていない

施術内容が広すぎると専門性が伝わらず、患者が比較した際に選ぶ理由を作れません。患者様があなたの治療院を選ぶ理由を明確にしましょう。

予約導線が分かりにくい

予約方法が複雑な治療院は、来院意欲があっても行動されにくくなります。特に電話予約のみの院は、心理的ハードルが高く離脱が増える傾向があります。
また、予約フォームの場合、入力が面倒と思う方も一定数います。LINE公式などで気軽に予約できる仕組みも必要です。

治療院集客を成功させるためには、ターゲット設定が最も重要です。「誰でも対応する治療院」は間口が広いように見えますが、患者からすると特徴が分かりにくく、比較検討の段階で選ばれにくくなります。

患者は、自分の症状に詳しい治療院に安心感を持ちます。

例えば、腰痛に悩む患者は、「全身対応整体院」より「慢性腰痛専門整体院」の方に信頼を感じやすくなります。専門性が明確になるほどホームページの訴求力が高まり、広告効率やSEO効果も向上します。

ターゲット設定が重要な理由

患者は専門院を選びやすい

ターゲットを明確にすることで、情報発信や広告での訴求が強くなり、は「この症状なら任せられる」という安心感を生みます。結果として来院率が高くなります。

情報発信が一貫する

ターゲットが明確になると、ホームページやSNSの内容に統一感が生まれます。患者は情報に一貫性がある院に信頼を感じます。

価格競争を避けられる

ターゲットを絞ることで「専門性」や「特化型」の治療院として打ち出すことが可能になり、価格ではなく価値で選ばれやすくなります。

ターゲット設定の具体手順

年齢層と生活状況などを具体化

働き世代と高齢者では症状の原因や生活習慣が異なります。例えばデスクワーク中心の30代と、加齢による関節トラブルが多い60代では訴求内容が変わります。

患者様の悩み症状を絞る

腰痛、自律神経、産後ケアなど、売上に直結しやすい症状を優先します。来院数が多く、継続通院になりやすい症状を選ぶことが重要です。

来院目的を明確にする

痛み改善を求める患者と、姿勢改善や体質改善を求める患者では、必要な情報が変わります。来院目的を整理することで訴求内容を最適化できます。

患者様は施術内容だけで治療院を選ぶわけではありません。来院前には必ず不安や疑問を抱えています。その不安を解消できる情報が多い治療院ほど予約率が高くなります。

患者が最も気にしているのは、「改善できるか」「施術が怖くないか」「通院できるか」という3点です。これらを来院前に解消できるかどうかが、集客結果に大きく影響します。

来院前に患者が感じる不安

改善できるか分からない(改善までのプロセス)

患者は「どのくらい通えば改善するのか」を知りたいと考えています。改善の目安を提示することで安心感が生まれます。

施術への恐怖(どんな施術か?)

整体や鍼灸に対して痛みや刺激を不安に感じる患者は多く、施術の安全性や方法を事前に説明することで来院率が向上します。

通院負担・料金の明確化

費用や通院回数が不透明な治療院は離脱されやすくなります。回数目安や通院ペースを説明することで信頼度が高まります。

信頼を作る情報発信

改善事例を掲載する(悩み別記事やお客様の声)

施術結果を可視化することで、「自分も改善できそう」と感じてもらいやすくなります。症状や年齢層が近い事例ほど効果的です。

施術の流れを説明する

初診の流れや検査方法を具体的に説明することで、来院時の不安を軽減できます。

施術者の考え方を伝える(治療に対する考え方)

どのような理念で施術を行っているのかを伝えることで、患者との信頼関係を築きやすくなります。

ホームページは治療院の営業拠点です。単なる院紹介ではなく、患者が来院を決断するための情報を体系的に提示する役割を持ちます。検索流入から予約までの流れを設計することで、継続的な新患獲得が可能になります。

集客できるトップページ設計

A:ヘッダーエリア(ファーストビュー)

ユーザーが最初に目にする最重要エリアです。ここでは「誰に向けたサービスなのか」「どのような悩みを解決できるのか」「利用することでどんな未来が得られるのか」を瞬時に理解してもらう必要があります。写真やビジュアル素材はサービス内容を直感的に伝えられるものを使用し、キャッチコピーは価値を端的に表現します。サブコピーではその理由や背景を補足し、問い合わせや予約などの行動導線を自然に配置します。

  • 写真は「利用後の理想状態」が伝わるものを選ぶ
  • キャッチコピーはターゲットを明確に入れる
  • スマホ表示で文字が読めるサイズに調整する

B:共感メッセージエリア

ユーザーの悩みや不安を具体的に言語化し、「このサービスは自分のためのものだ」と感じてもらうためのエリアです。これまで悩みが解決できなかった背景や、多くの人が抱えている課題を整理して説明し、その悩みに対してどのような考え方で解決を目指すのかを伝えます。共感が生まれることで、サイトへの信頼度が高まり、読み進めてもらいやすくなります。

  • 悩みは抽象的ではなく具体的に書く
  • ユーザーの失敗経験に触れる
  • 専門用語を避け、日常表現で伝える

C:コンセプトエリア

サービスの考え方や価値、提供できる成果を説明するエリアです。どのような基準や理念でサービスを提供しているのかを伝えることで、他社との違いを理解してもらいます。利用することでどのような変化が期待できるのかを具体的に示し、サービス内容の理解を深めます。

  • サービスを始めた背景やストーリーを入れる
  • 成果イメージをビフォーアフターで説明する
  • 抽象表現だけで終わらせない

D:メイン動線エリア

ユーザーに特に見てほしいサービスやページを整理して紹介するエリアです。メニューやサービスを分かりやすく分類し、写真や見出し、短い説明文を組み合わせて掲載します。クリック後の内容が想像できる構成にすることで、サイト内の回遊率を高めます。

  • 表示する導線は3つ程度に絞る
  • サービスごとにターゲットを明確にする
  • カード型デザインで視認性を高める

E:プロフィールエリア

サービス提供者の経歴や実績、サービスに対する想いを伝えるエリアです。どのような経験や背景を持つ人物がサービスを提供しているのかを具体的に説明することで、安心感と信頼感を高めます。プロフィール写真は自然な表情を使用し、人柄が伝わる内容を意識します。

  • 資格や実績は数字を入れて説明する
  • 失敗経験や転機をストーリーとして伝える
  • 提供者の価値観や使命感を書く

F:実績・お客様の声エリア

サービスを利用したお客様の体験談や成果を紹介するエリアです。利用前の悩み、サービスを選んだ理由、利用後の変化を具体的に掲載することで、サービスの信頼性を高めます。複数の事例を掲載することで、幅広いケースに対応できることを伝えます。

・年代や症状など条件を具体的に記載する
・施術回数や期間を可能な範囲で公開する
・写真や手書きコメントを活用する

G:ブログ・情報発信エリア

ユーザーの悩み解決につながる情報や専門知識を発信するエリアです。継続的に情報を発信することで、サービスの専門性や信頼性を高めることができます。記事を通してサービスの考え方や強みを理解してもらいます。

  • 症状別記事など検索需要を意識する
  • 来院前の不安を解消するテーマを選ぶ
  • 記事内からサービスページへ誘導する

H:フリースペースエリア

キャンペーン情報やサービスの流れ、よくある質問などを自由に掲載できるエリアです。ユーザーがサービス内容をより深く理解できる補足情報を掲載します。季節キャンペーンや期間限定情報なども掲載しやすいスペースになります。

  • 初回体験の流れを図解で説明する
  • 利用前に多い質問をまとめる
  • キャンペーンは期限を明記する

I:所在地・アクセスエリア

住所や地図、営業時間、駐車場情報などを掲載するエリアです。最寄り駅からの道順や来店時の注意点を具体的に説明することで、初めて訪れるユーザーでも安心して来店できるようにします。

  • 写真付きで道順を説明する
  • 駐車場の場所や台数を明記する
  • 建物外観写真を掲載する

J:CTAエリア

問い合わせや予約など、ユーザーの行動を促すためのエリアです。サービスを利用することで得られるメリットを簡潔に伝え、予約方法や問い合わせ方法を分かりやすく表示します。複数の連絡手段を設置することで行動率を高めます。

・「今すぐ行動する理由」を提示する
・ボタンカラーを目立たせる
・ページ途中にもCTAを配置する

症状ページの作り方

症状ページはSEOと予約率を同時に高める最重要コンテンツです。症状検索は来院意欲が高く、最も予約につながりやすい導線です。

症状ページが重要な理由

患者は症状で検索するため、専門的な情報が掲載されているページほど信頼度が高まります。

症状ページ構成

1 悩み共感
2 症状原因
3 放置リスク
4 当院の施術方針
5 改善までの流れ
6 改善事例
7 FAQ
8 予約導線

失敗しやすいポイント

原因説明だけが長いページは離脱率が高くなります。改善プロセスと事例を重点的に掲載することが重要です。

SEOは広告費に依存しない長期集客を実現します。検索上位表示された症状記事は継続的に患者を呼び込み、治療院経営を安定させます。

SEOキーワード設計&記事作成

地域名+症状

来院意欲が高く、成約率が高い検索です。

症状改善情報

症状の理解を深める教育型集客に有効です。

比較検討キーワード

来院直前の患者に効果があります。

生成AIはどんどん使おう!

例えば、キーワードを抽出する場合、以下のプロンプトを使うと、AIが検索流入を目的としたキーワードを抽出してくれます。

SEO記事は医学情報を説明するだけでは成果が出ません。患者の悩みに共感し、原因と改善方法を提示し、来院導線を設計することで集客につながります。

AIプロンプト例

あなたはSEO専門のコンサルタント・ブログ専門ライターです。
【ターゲット】【キーワード条件】に従い、検索流入を増やすための複合キーワードを10パターン抽出してください。

【ターゲット】
・ニキビで悩んでいる
・しみを消したい
・敏感肌で悩んでいる

【キーワード条件】
・検索ユーザーの悩みや目的を含む言葉
・複合キーワードを中心に
・単語単体ではなく2〜4語の組み合わせ
・具体的で検索意図が明確なキーワード

Googleマップ検索は来院数に直結する重要な集客導線です。スマートフォン検索では地図表示が優先されるため、口コミ数や写真更新が順位とクリック率に大きく影響します。

口コミを増やす方法

施術満足時に依頼する

患者満足度が高いタイミングで依頼すると投稿率が高まります。

返信を必ず行う

丁寧な返信は信頼度を高め、検索評価にも影響します。

⚠️ 口コミはかなり重要

写真撮影と更新

写真は安心感を伝える最も強い要素です。患者は院の雰囲気を写真から判断します。暗い写真や情報が少ないページは、口コミが良くても離脱されやすくなります。

必須撮影は以下です。

  • 外観
  • 受付
  • 施術室
  • 施術風景
  • スタッフ写真
  • アクセス導線

写真は清潔感と明るさを重視し、最低でも月1回更新することで検索評価と安心感を維持できます。

SNSは新患を直接増やす媒体というより、比較検討時の信頼補強として機能します。患者はホームページを確認した後、ほぼ必ずSNSを確認します。投稿が止まっている治療院は来院を見送られやすくなります。

Instagram運用

症状改善情報を投稿する

専門性を伝えることで信頼を得られます。難しい投稿はスルーされますので、専門用語は控え、わかりやすい表現で伝えることが大事なポイントです。

施術事例を紹介する

改善結果は来院判断を後押しします。どんな人が通ってるのか?どんな症状を解決できるのか?事例が多いとイメージできて安心もできます。

院の日常発信を発信する

施術者の人柄を伝えることで安心感を作れます。人としての考え方や共感で選ばれるケースも多いです。時間がない時や発信ネタが切れた時は、日常の一コマを配信するだけでも効果はあります。

治療院経営では新患数以上にリピート率が重要です。患者が通院をやめる理由の多くは不満ではなく、症状が軽減したことで通院の必要性を忘れるためです。LINEは患者との接触頻度を維持できるため、離脱防止に効果的です。

LINE運用

配信頻度調整

月2〜4回が理想。多すぎるとブロック率が上がり、少なすぎると関係が希薄になります。

セルフケア情報提供

患者様からの質問やよくあるお悩みみ対する回答や、施術効果を維持するセルフケアなどを配信すると、患者満足度が上がり、継続通院の動機になります。

来院後フォロー

施術翌日に「体調はいかがですか?」と連絡するだけでも再来院率は改善します。患者は相談しやすい環境がある院に継続して通う傾向があります。

広告は短期的に新患を増やす施策として有効ですが、成果は広告内容よりもLPの質に左右されます。広告をクリックする患者はすでに来院を検討しているため、「改善できる根拠」が提示されていないページは離脱率が高くなります。

Meta広告

地域ターゲティング

院から通院可能な範囲に広告を表示できるため無駄が少なくなります。

視覚訴求

施術風景や改善事例はクリック率を高めやすい特徴があります。

失敗例

院紹介中心の広告は反応が弱くなります。症状特化の訴求が重要です。

検索広告(Google広告・Yahoo広告など)

来院意欲が高い

症状検索ユーザーは来院意欲が高く、成約率が高い傾向があります。

キーワード選定が成果を左右する

「整体」「鍼灸」など広すぎるキーワードは競争が激しく費用対効果が下がります。「地域名+症状」で絞ることが重要です。

LP設計が最重要

改善事例や通院目安を掲載すると予約率が向上します。

治療院は施術内容が似ているため、差別化ができないと価格競争になります。選ばれる治療院は「誰に」「何を」「どのように改善するか」を明確にしています。

差別化戦略

症状特化

専門院は検索評価と信頼度が高くなります。

ターゲット特化

来院率と広告効率が向上します。

技術ストーリー

施術に至った背景や理念を伝えることで独自価値が生まれます。

集客が安定しない治療院は感覚で経営を行っているケースが多く見られます。アクセス数や予約率を定期的に確認するだけでも改善ポイントは明確になります。

最低限の分析指標

アクセス数

ホームページやLPなどの流入状況を把握し改善を続けることが重要。

予約数

アクセスに対する予約数を測定することで、導線の問題点を特定できます。

リピート率

経営の安定度を判断できます。売上の多くはリピート患者様の売上です。リピート率が悪ければいくら新規を増やしても経営は安定しません。継続的に利用してもらうための対策は必要です。

データ分析からの改善方法

離脱ページ分析

どのページで患者が離脱しているかを確認することで改善ポイントが分かります。

予約導線改善

予約ボタンの位置や導線を改善することで来院率が向上します。

成果施策強化

効果が高い集客施策に集中することで費用対効果が改善します。

治療院集客は段階によって優先施策が変わります。開業直後は認知拡大、安定期はブランド構築が重要になります。

治療院開業初期

MEO対策

即効性があり、新患獲得につながります。口コミ数が少ない時期は特に重要です。

チラシ配布

既存患者の居住エリアに配布すると反応率が高くなります。症状特化チラシは効果が出やすい特徴があります。

治療院経営安定期

SEO記事強化

広告に依存しない長期集客を作ります。症状記事を継続的に追加することで検索流入が増加します。

SNSブランド形成

比較検討時の信頼補強として重要です。投稿が継続している院は来院率が高くなります。

LTV向上施策

施術計画を提示し、LINEフォローを行うことで通院継続率が改善します。

治療院集客は基盤整備が最優先です。ホームページ、MEO、SEOを中心に構築し、その後SNSや広告を拡張することで安定集客が実現します。

集客でお悩みの治療院は、以下の順で見直し改善を行うことをお奨めてしています。

今は以前のように、何か一つだけをやれば集客できるという時代ではありません。

ターゲット設計、患者心理理解、導線設計、データ分析をしっかり行い、自院にあった患者様イメージを明確にした上で、患者が安心して来院できる情報を継続的に発信することが、長期的な集客成功につながります。

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城岡 崇宏

株式会社城岡プロモーションの代表取締役で、ブランディング・マーケティング・デザインの3つの視点からトータルブランディングを提供するコンサルティング&制作会社を運営しています。​北海道と東京で複数のサロンや店舗を経営し、実践的な経営戦略を基に、10年・20年と継続的に利益を生み出すビジネスの土台作りにフォーカスした内容をメルマガで発信しています。​「リピート集客経営」を基本の考え方に、お客様に選ばれ続けるビジネスモデルを一緒に育てていくことを目指しています。
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