小説のようなストーリーが夢を叶える

小説のようなストーリーが夢を叶える

ビジネスはイメージ力で決まるのではないか?特に最近そう思うようになりました。

自分が理想とする人生はどんな人生か?自分にとってのビジネス成功とは?将来はどんな人たちが周りにいて、どんな話をしているのか?

良いイメージだけではなく、失敗するとしたらどんな理由で失敗するだろうか?など、小説のようなストーリを描くことができれば、きっとそのビジネスは成功すると思います。

うまくいく人ほどストーリー、あるいは人生のシナリオをしっかり持っているのです。

今から10年前、6畳ワンルームのアパートでコンサルティング業を開始しました。家賃は25000円。売上はなんとか支払いができる程度。そんな状態からのスタートでした。

その当時、思い描いていたことは、この小さな部屋から抜け出し、全国各地の経営者から求められるコンサルタントになるということです。

そのためには、ネットに強くならなければいけない。ネットに強くなるためには、ネットに強い仲間を作らなければいけない。そのためには、自分から動かなければいけない。

同じように、お客様のストーリーも考えました。自分のお客さんはどんなことで困っているのだろう?どのような状態になったら満足してもらえるのだろう?

どのように売る、どのように集める以前に、シナリオを明確にしたのを覚えています。

あれは無理これは無理と自分で限界を作らないことが重要

未来ではなく現実を見すぎてしまうと、大体のことが無理と思ってしまうものです。所詮イノベーションなんか起こせない、自分がブランドになんかなれない。そう思った時点で、未来を放棄しているようなものです。

夢は一人一人違います。小さくてもいつも満員のお店を作ることが夢という経営者もいるし、全国チェーンを作ることが目標の経営者もいると思います。

自分が思った通りのシナリオを作ればいいのです。誰になんと言われても、実現する!という強いイメージがあるのであれば、その夢に向かって真剣にシナリオを作るべきです。

1年間の充電期間と1年後の解放

2012年から全国でセミナーや勉強会を行うようになりました。北海道に在住ということもあり、東京でのセミナーはかなり敷居が高かったのですが、本気でやれば5人や10人のセミナーはできるだろうとイメージしました。

 

じゃあ、本気で何をやるのか?コンサルタントをはじめた当初からの課題であった、苦手なネット(ブログ)にチャレンジすることになります。

はじめの1年目はとにかくネット交流に力を入れました。自分がお付き合いしたい人には積極的に会いにいったし、尊敬できる人のブログを何度もシェアしたり、自分の存在をしってもらうためにできる限りのことをやりました。

充電期間の1年もシナリオの一部です。楽に稼げる方法がないということは理解していますので、何かを真剣に取り組み、そこで出会った人と楽しく成長できるそんなイメージで充電期間を過ごしたのです。

空港が好きな自分

よく「また出張ですか!大変ですね!」と言われるのですが、正直大変と思ったことは一度もありません。大変どころかむしろ、いろんな地域で仕事をするのが好きなのです。

仮に大雪で飛行機に遅れが出ても、PCやスマホがあれば、ラウンジでゆっくり仕事ができるし、まだ読んでない本を読むことだってできる。

余裕があるときはちょっといいホテルに泊まったり、知り合った全国の仲間と将来を語りあったり、これも10年前に描いたシナリオの一部です。

ストーリーをビジネスモデルに変換する

自分が求めていること。お客様が求めていること。仲間が求めていること。自分を含めたみんなが幸せになるストーリーを作ることで、自然にビジネスモデルは完成するものです。

逆に上ば、明確なビジネスモデルがないということは、イメージが弱いのかもしれません。

自分に何ができるか?自分の価値を再確認することも重要ですが、それよりも自分がどうなるのか?どんな未来を作るのか?未来へのストーリを明確にすることが重要だと思います。

手持ちの武器だけで足りなければこれから武器を入手すればいい。自分1人でできないのであれば、自分以外の人を頼ればいい。行動することで、今まで気づかなかった自分の能力に気づくことだってあります。

今の自分の価値だけで成功するストーリーを作るのではなく、これからの自分と周囲の人が幸せになれるストーリーやシナリオを作ってみてください。

きっと、その夢は現実のものとなるでしょう。あとは自分を信じて継続あるのみです!


小説のようなストーリーが成功を引き寄せる